今の世の中これほどの物量があって、
もう似た様な物を探そうと思えばいくらでも、どんな金額ででも
探せる時代です。


この時代が長くは続くとも思いませんし、
近いうちに価値観も変わり廃れていくことだと思います。


そんな中でどうファッションビジネスを継続させていくか?
私達の様な小さなブランドは特にシビアに考えないといけないと思ってます。


我々はいつも“武器を持つ事”を大事にしています。


これだけの物量の中、似たようでない物を探す方が難しいです。


着心地が良い→パターンに特化している
プリントが可愛い→テキスタイルに特化している等
何か突出した武器が無い限りこの時代を生き抜くのは本当に辛いです。


刺繍に特化している
テキスタイルに特化している
ニットに特化している
染色に特化している
など


武器を多くもてば持つ程、ブランドの芯は強くなり
どんな状況でも少なからず対応できる環境を生み出すことができると
思ってます。


ファッション及び服の歴史は長く、何百年の世界の話です。
完全オリジナル等の詠い文句等ある種のデザイナーのエゴでしかなく
表面上や微妙な変化、見せ方の違いだけの場合も多いです。


こんな生地でこういう背景だからこういう金額です


それを買手が分かってくれるのであれば良いのですが、
このブランドのワンピースは4万なのに
似た様な物が4千円であるよとなるともちろん今のニーズは
下記の方ですから、ただ金額が高いだけでは駄目なのです。
背景があると言っても無地の質感で伝わる様な簡単なマーケットでも無いです。



ブランド感、オリジナル感ももちろん必要ですし、
他人の借り物の様なデザインでは今後の伸びしろにも限界が出てきます。



な     ん     て


生真面目にそんな話を日曜日の昼下がりから時の輪アトリエでは
大事な人たちを御招きして学びの会と称するお茶会をしておりました。



たまには客観的に見てくれる人の意見も非常に大事です。
自社の回りにどういう人間関係を築いていくかも。



何故そういう風になったのか?そこのゴールにたどり着く為の
過程がいくつもに重なった末に生まれるデザインがあるのです。


作り手が悩み悩んで、どう他との差別化を計ろうか?
考えて考えて考え抜いた先に答えは必ず見つかる事だと思います。

そんなボクたちの靴下底にはブランド名メイドインジャパン編み込まれてます。


ソックスはもうすぐお披露目!!
初売り開始は関西地区!


急げ大阪へ!