先日は長崎はAmboiseさんまで顔出しに行ってきました。
ロマンティックで美しい世界に魅了され
そこで出される濃いめの珈琲を飲みながら、時間ある限り
お二人とお話ししてきました。


年内に新たに買い出しにいくようで
今から楽しみでなりません。


ただアンティークを売るのではなく、
施行、様々な木そして鉄に対しての知識もあり
修理、修復全て御任せできる数少ない頼れる兄貴です。
Stockmanのトルソーが地震で壊れてしまったため
それもこの際御願いしてきました。


写真は撮ってはいませんが、
また次回楽しみにしていて下さい!
ウチのアトリエに飾られている高価なアンティークは
全て此所で購入した物です。


結局は物だけでなく、人柄が好きなのかもしれません。
(^^)


毎日暑い日々が続きますが、風も適度にあり
クーラーは必要無いほど毎日快適に過ごしているミフレル
ミフ夫です。


会社決算も少しずつ一歩一歩進めて
ようやく終わりに近い状態


そんな中いつもお世話になっているミフレルの
藍染めを行なってくれている工房で車で2時間


詳しく御見せする事はできませんが、
来季春夏は藍の華を咲かせるつもりです。




生地の制作過程や染色についてのお話を2時間近くして頂きました。

小幅の手織りで織られている現在は数少ない
本藍を用いた絣

私は藍染めは生き物だと良く言うのですが、
空気に触れた瞬間そして触れる時間で色の濃淡(ムラ)が
出てしまうのでそれを気をつけながら染色するわけです。

新鮮な藍を徳島から送ってもらい、釜に入れて
3ヶ月の間だけ染色するものが高級な絣などに使用され
それ以外の染め物は残りをインディゴを少し混ぜたりしながら
染色するとの事でした。


少し気になったのでミフレルの服は?
と聞くともちろん3ヶ月以内の新鮮な藍液を使っていますよとの事でした。
実際、後染めの行程でやって頂いているので
大変難しく残りの藍液を使用すると色が不安定になりすぎると

化染では無いので、本当に難しい行程です。
ハンカチや反物は皺や折り等入りませんが、
ギャザーやタック、ボタン等本当に気をつけなくては
いけないポイントが多いらしいですが
やってて楽しいと言われたので私達も本当にそう言って頂ける
と嬉しく思います。


ただやはり絣の古い柄は少し感覚として
う〜んと正直考えてしまいます。
技術も若返りが必要ですし、若い人の豊かな表現が必要な
現場だと思います。



技術や文化を残せない無形文化財は本当に残念でなりません。
行政から助成金をもらっているそうですが、
作品作りにおいて選考にもれたら買い取りしてもらえず
制作日時、工賃、経費等様々な費用を数えると
内職にもならないと、、それで文化を残そうと国は本気で
思ってるのですか?


無形文化財所謂技術を次の世代に継承するということに関して
あまりにも国は無策過ぎる


現実に技術者になるには5年工房で学ばなくてはいけないようです。
その間の生活費、もちろん給料も出ない
誰がそのよな環境で学ぶことができますか?と


正直悲惨です。


メイドインジャパンも先代の方達が残してくれた
信頼だと思います。


それを若い人が継承できる環境が無いという事実
は正直がっかりしました。


このお話に関しては若い世代が頑張って、また一からなんて
簡単な話では無いのが、また残酷な現実なんです。



私達も出来る限りの事は協力してやりましょうと
大きな会社ではないから出来る事があるし
それを私達なりにやっていきたいと思ってます。


明日はこっちで最後の仕事
百貨店とのお話をして、縫製工場回って
会計士さんの所に最終あいさつしてといった感じです。


がんばろっっと!


PS:
原発時の俳優の発言とか、今日ヤフーニュースに載ってた
俳優があるテレビ局への発言とか
どれだけ黒い力が働いてるの?
本当気持ち悪い。黒い膿どんどん出て行けばいいけどね


あんまり知らない人たちだけど、勇気は支持したい


ソフバン電波悪過ぎ、、、、、(MAC好きだから仕様がないけどさ)
料金の詳細も分かりにくいし、、、
ふぅ、、、