Raminkaさん 時の輪へ


昨日,仙台市より、お二人は無事に名古屋ー大阪と回られて
吉祥寺へ来られました。


到着後、お部屋でゆっくりしている時にまた地震
いい加減少しは休ませてあげようと!とちょっと地球に怒ったりしました。


地球に怒っても仕様が無し、無論人間の方が愚かでしょうから、、


世の中良い人というのは居ないと思ってます。
人間というのはやはりどかか黒い部分を持っており、
良い言葉だけを並べても、世の中そんなに綺麗事では済まされないと
いうのが私たちミフレル二人の認識です。


だから空想家であり、現実主義者でもあります。


ただ今期コレクションの事でもお書きした様に、
こんな私たちでも信じたいと思う気持ちがあります。


それは人を想う気持ちです。


募金は出来ても、物資は救援出来ても
それが一体どう使われているのか?やはりどこかにスッキリしない
痼りがあり、じゃあ自分に何ができるか?と考えても何千人も助けられる人間でもないです。


ただ目の前に居る人に協力する事はできると思います。
考えるより行動したい、ただそれだけです。


災害があって、ファッションなんて所詮無力だと感じた部分も正直ありましたが、
お二人が被災地より来られてお疲れなのに、アトリエ全てを見ながら興奮しているのを見て、
ワクワクする等の言葉が出た時にこれってやはり
表現そして物づくりの持つ力なのかなと思いました。


出来る事は限られていますが、やらないよりも
思ったら直ぐ行動に移す


たったそれだけで小さな世界ですが、着実に動いて行く気がします。


夜分遅くまでRaminkaのお二人と色々なお話をしました。


薄っぺらい言葉なんて、誰しも聞きたく無いし
本当に自分の心の中から出てくる言葉を必死に発したつもりですが、
自分は臆病で頷くばかりで気が利いた言葉なんて出てきませんでした。


本当自分が嫌になりました。


自分の不甲斐無さ、無力さも感じる中
こんな二人の笑顔を見るだけで少しは救われた気がします。

(ロンドンへ旅立つ前)


そして出発の記念に時の輪の花壇にお二人の想いをという意味で
これからがシーズンである紫陽花を植えて頂きました。



穴を掘る鈴木さん

植えるラミンカミランカのお二人

ジャーン!
ホワイトスズキにして下さいと!そして
ピンクゴトウと名付けました(^^)

旅から帰られたら調度シーズンも終わり、
ドライフラワーにして送って上げたいと思ってます。


いつまでも永遠に咲き続けるでしょう、きっと


こんなに世界は綺麗なのに、場所が変われば全ての状況が変わっていることを
現実的にあまり理解できずにいます。


変な植物
名前が虹の玉だってシャレてんなぁ〜、コヤツ