カンボジア 後編

カンボジアには当初2日間の予定でしたが
結局5日も居てしまいました。

この様に数人集まってバイタクグループなどが非常にしつこいですが
皆笑顔で良い人が多いです。
ちょっと話して仲良くなったらすぐ営業掛けてきます
街を案内してやるとか、どこでも1ドルで行ってやるぞみたいに。


じゃあもしもの為に連絡先教えてよと紙とペンを渡しますが
ノーノーノーみたいなジェスチャーで全く書こうとしません。
いやいや電話!!テレホン!!
そこで初めて知るのですが文字が書けないのです。



紙とペンをどこかに持っていき字が書ける人に頼んだのでしょうね。
名前のみ書かれてありました。
それで少し気になってカンボジアの歴史を調べてみると
もう激動の時代


ポル・ポト政権下を時代を生き抜いた人達なんだと
もう日本で生温く育った人間とは比較にならない


服はボロボロ、匂いはキツい、、多分お風呂にも入ってないんじゃないかと
でも何だか彼に親しみを感じてじゃあ次に予約してるホテルまで頼むよ
OKOK


でもここからがまた問題。
文字が読めないので、地図を見れない
結局僕が色々な人に聞いて英語で説明してもらいつつ
現地の人が現地の言葉で彼に説明して、、、と非常にややこしく
5分もあれば行ける場所に結果1時間


彼も申し訳ないと、、、お金を受け取らず帰ろうとしたので
それは良くない。
観光と思ってと2ドル程度渡すとものすごい喜んでいるんですね。
何か子供みたいだなと、、でもそのくらい必死に日々を
生きているのだと思うと私は本当人生を舐めてる


たまに百貨店等でイベントをやりますが、
正直売れなくても別に良いやって思う事があるんです。


でも待てよと充分安全な場所で安全に暮らしてきて自由に好き勝手に
仕事して売れなくてもいいや?舐め腐ってる自分が嫌になってきます。


僕がいつもアジアで感じる事はこの日々を必死で生き抜いている感覚


何も守ってくれるものが無い中で自分の存在だけが全て
生きる為には何をしてでも日銭を稼ぐそのハングリー精神


だからアジアの虜になってしまったのかもしれません。


生きているという実感


まぁこれはあくまで私個人が勝手に感じる事なので
ウチのスタッフに強要させる様な事はしませんがww
気持ちと言いますか心構え程度はね


そしてバイタクのおっさんもようやく場所が分かり到着
あの廃墟の様なホテルとはお分かれして

まだ新しく全てがクリーンなホテルへ


ただ回りの環境がスラム街と言いますか、、、
その他隣も前も建築中で朝から夜まで騒音が酷い

窓開けたら、、、ホラッ!目の前で作業中

街を歩いては未知との遭遇を期待し

休憩してはまた歩く、、、日々そんな感じで
ベトナムからの汚れた衣類も溜まってしまったのでクリーニングお願いしようかな

っ、、、高い、、、結局手洗いして外に干したのですが、、、
一日で砂埃だらけ、、、だからホテルは新しいのに異常に安かったのか、、、
安いものには理由がありますよねww


街を歩くとその時の記憶は次来た時に結構鮮明に覚えているものです。

夜は夜でマーケットももちろんあります。
屋台も出ておりそこで注文しますが椅子やテーブルはありません。

この様に地べたに座って食べます。
そしてそこに使用されてる茣蓙がまたデザインが豊富で可愛いんですね。

これ持って帰りたいなと思ったのですが、、、嵩張るしちょっと重いなと断念
もし次回ゆとりあれば買い付けたいなと

マーケットの中にはステージが組んでありお笑いショーみたいな事をやってました。
地元の人が皆それを見て笑ってて何だか微笑ましいなと



そんなプノンペンの街で見つけた唯一のお洒落?なお店
どこよりもモダンではありました。
見せ方や什器等も拘っているみたいで。


日々歩いて物を探しているので疲れも溜まり尚かつ日中の暑さで結構バテます。
そして何よりベトナム同様バイクと交通量が多いので空気がかなり悪い
直ぐに喉は痛くなるし、鼻の中は埃だらけ気になる人は
マスク持っていく事をお勧めします。

街の景色とかも充分撮りたかったのですが、初めての場所だったことと
すでに海外で2度携帯をやられておりまして
今回はさすがにかなり躊躇したのでほとんど良い写真無いです。

おっ、ケバブ屋があると珍しかったので食べてみました。
何か、、、違う、、、感。
でもこのサイズで100円しないぐらい
もちろん美味しかったですよ、ケバブって感じではありませんでしたが。

この奥でかなりの数の子供達が青空教室の様に授業を受けていました

カンボジアに限らず未来ある子供達にはきちんと教育を受けて欲しい


色々とカンボジアでは感じる事がありましたが、
私一人がどうこう出来る世界では無いし
今の自分に出来る事も限られてはいます。


目に見えないチャリティーをやるくらいなら自分で直接来て
経済活動としてお金落とした方がよっぽど地元の人の為になるんじゃないかなと


小さな子が屋台を手伝ったりしてるんですよね。
そこでご飯食べるだけでも良いと思ってます。


震災の時に台湾が義援金を沢山集めてくれて
お返しでは無いけど台湾へ観光に行くよと
一般人の私たちに出来る事なんてたかが知れてる
でも気持ちが大事、それで充分ではないでしょうかね?


某芸能人みたいに豪邸に住んで募金してくれとか説得力ないww


で肝心の買い付けはどうかと言いますと結構個性的で他には無い
面白いものを揃えられたのではないかなと思ってます。
ベトナムカンボジアのコースは自分の中で確立出来たなと。


次回はバンコク