Japan Fashion week

JFWでミフレルのブースに来て頂けた皆様
本当にありがとうございました!

ようやく慌ただしくもジャパンファッションウィークでの
初展示会を終えました。

こんなにも深い反響があるとは思っていませんでした。
今までやってきた積み重ねがいかに大事な事だったかようやく理解できた結果になり
本当に出展して良かったと感じています。


ESMODのChirstineさんからアナタ達にはパリには無い独特の雰囲気がある
パリに持って来なさいときちんとした評価を頂けた事は今後の展望に向けての
自信につながりました。
そこには言語を超えた服を通してきちんとコミュニケーションできた
僕達自身の成長だったのだと感じています。

その他海外のたくさんの方々から反応を得られた事は
JFWに参加できたからこそでした。

服そのものの意見は別として本当にたくさんの方々に
このブースは何故か心がすごく安らぐ、、
すごく温かみを持っている等の意見を聞けた事が
本当に嬉しかったです。
服自体の反響も今までで一番良かったです。
本当に拘って拘って作った甲斐がありました。

展示一日目まではとても不安でした。
こういった言葉は正しくないのかもしれませんが、
やはりモード(モードチック)であるべきなのか?
精神的もしくは年齢的な未熟さから
回りを色眼鏡で見てしまう自分がいたからです。


ただ2日目終ってある人の言葉ですごく変わる事ができました。
そういった人達に支えられている僕達は本当に幸せだと思っています。
それ以来何か世界が変わった様に今までお会いする事ができなかった
たくさんの人達とお会いする事ができました!

今の時代に何が欠けているのか?
個人と個人の深い繋がりであったり、ココロの深い部分でのコミュニケーションを
構築する事が今回の展示会の目標でした。
大人になるにつれて常に壁を作ってしまう様になり、社会に出る事で
徐々に人としての何かが欠けてしまう。
特にビジネスというレールの上に載ってしまえば尚更です。

温かみであったり、作り手の情熱であったり
この世界不況の中で欠けている人としての一番大事な部分を表現したかったんです。
モードだとかナチュラル系だとかというジャンル区別ではないんです。
そういったものを超越したエモーショナルなデザインの構築をする事が
今の時代に必要な事だと思っています。

世界がそして時代が何を見つめているのか?求めているのか?
僕達は流行という一過性の物事をデザインしているつもりはないです。
デザイナーと職人、工場、売り手と消費者
そういったマーケット上のデザインを構築する事が
より大事な事だと思います。


見栄やかっこだけではなく、ファッションデザイナーという言葉の意味を
もう一度考えるべきだと思います。

何故ミフレルというブランド名を付けたのか?
見て、触れて感じてほしい、、、。
国も言葉も育ちも違う僕とウェイウェイがロンドンで出会い
一歩一歩作り上げて来たミフレルという
ブランドを本当に大事に育てたいと思いました。



PS:
Zoo magazineのDianeさんは本当、、良い意味でブっ飛んでました。
うん、あの雰囲気はなかなかの強者ですよ。
素敵な方でした。

weiwei撮影