耳を澄ませば、、、

*すべてノンフィクションであります。
それはとある日の電車内。


60代くらいのおじいさん?(もう定年退職した感じ)と
孫(休みでお出かけ。仮に少年A)の会話。


おじいさん:お前頭がおかしくなったか?
少年A:•••••••••••
おじいさん:ここは九州だぜぇ〜。飛行機で2時間かけて来たんだぜぇ〜。
少年A:(窓の外を見つめている。)


一時沈黙


少年A:(唐突に!)今日は安いお魚が食べたい。
おじいさん:•••••••••••(長い長い沈黙)
おじいさん:お魚は今高いんだぜぇ。特に白身のお魚は高いぜぇ〜。
煮たりしてもな、美味しいぜ。


一時沈黙


少年A:じゃあ、今日はフクロウ食べたい。
おじいさん:フクロウか?
少年A:うん、フクロウでいい!


フクロウ??何ですか?それは!!!!


少年A:切ってさぁ、あぁ〜、焼いてもいいや。
おじいさん:フクロウでもいいぜぇ。フクロウはよぉ〜、、、


と説明をしていたこのおじいさんと孫ですが、
まず一つ!沈黙が以上な程長いのと
話のテンポが独特で、孫と噛み合ってないんです。
猛烈に興味を持ってしまった僕は
どうしても顔が見たくなって後ろを振り返って見ると、、、。


おじいさん:フクロウはなぁ〜、、、


あ〜〜〜残念。


孫、爆睡してました。
なんだそのオチは!!一人ニヤケタ僕は只々気持ちの悪い男に見えた事でしょう。

まず話の意味が分からない.そして耳につく”ぜぇ〜”という語尾。
どこの言葉なんでしょうか?関東かららしいのですが、おじいさんの方がやたら
”ぜぇ〜”と語尾につけるクセのある話し方をするんです。


問題は”フクロウ”!!!


魚の話をしていたので、フクロウという魚がいるのか、
どこかでは一般的には何々とよばれる魚をフクロウと呼ぶのか謎は深まるばかり。
それよりかまず”フクロウ”と聞いて魚を連想する人はいないでしょう。
僕の頭の中では鳥類の”フクロウ”が色々な形で調理されてました。
方言って面白いです。


そして台北行きのチケットを購入したくとある旅行社へ、、、


話も大分佳境に入り、、、


僕:台北行きは何時発ですか?
旅行社:まだ購入されておりませんので、社内の規定によりお客様にお伝えする事はできません。
僕:えっ?
旅行社:ですから社内の規定により、御教えする事ができないんです。
僕:へぇ〜そんな規定あるんですか?
大体福岡発ー台北行きは10:30か12:30なんですけどね。
旅行社:ハイッ!そうです!(メリハリのある声で)
僕:(アレ〜この人言っちゃったよ。規定がどうのこうのって言ってたのに、、、)
旅行社:12:30では無いと思います。ハイッ!
僕:(そもそも2択なんだし、残る答えは一つしかないでしょうが!!)


一人心の中でツッコミ、夕方帰宅。


振込みの電話を入れてくれと言われたので
再度同じ旅行社に連絡する。


旅行社:ハイッ○○旅行社です。
僕:XXさんに繋いで頂けますか?
旅行社:えっ?私がXXですけど、、
僕:振込みの電話を入れる様に言われまして、、。
旅行社:あぁそうですか?あの〜ですね、、XXはただいま外出しておりまして、、、
僕:(えええええ〜〜〜〜ってか貴方は一体誰ですか?)


福岡は雪でした。まだまだ寒いです。

Posted by
T.R