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ニットアシスタント、インターンの皆様へ
ブログやツイッター、リツートしてくれた皆様のおかげで
たくさんのご応募ありました。
この場を借りてお礼申し上げます。
本当にありがとうございました。
ニッターさんも素敵な作品を作っている方が多くおられ、
学生時代を思い起こすような作品群に心奪われました。
手編みというのは金額では無い“作り手の想い”という部分の方が
大きい気がします。ただファッションビジネスを行っている以上
必ずしも想いだけでは成り立たないのが現状です。
そんな現状を少し変えてでも、お客様には
大切にお届けすることが私たち作り手の使命でもあるでしょうから
今後ミフレルのチームとして一緒にお仕事できるようになればと思っています。
インターンという制度については賛否両論ありますが、
海外では当たり前の制度です。
相方もセントマーチンのマスター時代に
自分で作品のポートフォリオを
皆川さんに送り全てがスタートしたのかもしれません。
G.☆.S.Aさんの目黒にある一階のアトリエまで
作品を持って直談判にいきました。
当時まだインターンなどはそんなに知られた存在ではなかったため
戸惑われたようですが、情熱こそ人を動かす一部分でもあるのだと感じます。
*その後は毎日アトリエでパンばかり食べていたので
かなりプクプクになってましたが、、、
日本語も辿々しい外国の一学生を受け入れてくれ、皆さん良い方たちばかりでした。
上記の様な経験があって今の私たちがあることも事実です。
現場の空気にふれる、作り手の想いを感じる
物作りの現場や環境にふれることで
学ぶ部分はたくさんありますし、どの部分を学ぶかも
本人次第です。
ファッションはお金持ちの坊々がやっているイメージが強いですが、
事実そのような環境にあるデザイナーも多いです。
ショーをやって、華やかな世界に憧れる人もいるでしょうし、
コツコツ自分たちのペースで好きに物作りに没頭出来る環境に
いる人に共感を覚える人もいるでしょう。
成功の仕方というのは人それぞれですし、どれが間違っていて
何が正しいという正解は無いのかもしれません。ただし
人生を切り開くのは自分自身の決断によるものでないといけない思ってます。
手刺繍やニットは見る以上にやってみれば分かりますが、
本当に大変です。機械では形作れないラインや線の歪み
優しさやぬくもりはその人にしか生み出せません。
そんなアトリエから生み出されるものたちの“空気”を
インターンの子たちには感じていただき
今後の人生に少しでもプラスに学ぶ部分があれば幸いです。
素敵な作品の数々に心動かされたので
出張先より投稿しました。(^^)
帰国後はまた一段と忙しいですが、頑張れそうです!
それでは