ミフレルの草木染は、、、

来期コレクションに向けて時間の掛かる草木染めを年末から開始しています。

取り敢えず生地に付着している見えない汚れ油等を除いて
下準備です。

今回はコットンとリネン、染色は柿渋と炭を準備。


柿渋は日本古来より使用されている染色技法であり、用途も多々ありすごく
便利です。

暖簾等で見た事あるのではないでしょうか?

ただ僕の場合は柿渋にアレルギーがあるみたいで、
顔中かぶれてしまいました、、、トホホです。


染める際は手袋、マスクなど自分なりに準備して進めてください。


日光に当てる事で生地の強度が増し、濃淡を好みに変色させていく過程が
また面白くあるのも柿渋の良い所です。

ただ臭いし、酸化しやすいので(要)注意!

みょうばん等の媒染液も準備し、自分のイメージに合った色を作り上げていきます。
コットン、リネン、生地によって表情もまた変わってくるのも染めの面白さ!


今回は炭を使用するのですが、灰汁抜きや見えない付着した油等
手間掛かりそうです。しかも出る色は薄い薄い灰色のみ。

何度も何度も煮て染めての繰り返しです。
生地の量が量だけに一体どれだけ時間掛かるんでしょうか???

媒染液は自作の木酢酸を作りました。藍染めで有名な
大島紬等は自然の土の中にある鉄分を使って変色させていきます。
小学校の時、砂場で砂鉄とか取ってませんでした?


取り敢えず色を確認しながら準備してますので、
次回の展示会楽しみにしていて下さい。



モノづくりってやぱっり面白い!
染め、刺繍、織り、ニットすべて奥が深いよね〜。